(2021年12月9日更新)
こんばんはまたはこんにちは。「となりの中国人」にようこそ。
アラサーからアラフォーになりました、中文卒の山浦です。中国語だとシャンプーです。中文というのは中国語とか中国の文学を勉強する大学の専門です。
ブログをはじめようと思った理由
「中国語を話せる」そう自己紹介すると、なぜ中国語?からわたしの見てきた感じてきた中国についてまで、いろいろいろ質問をいただきます。
質問の形はいろいろですが、つきつめると「中国ってなんなの」という興味がその人の中にあるんだろうなと感じるようになりました。
そこで実際の友人を紹介することを通して読者の方に「中国人」にいろんな人がいるということを、感じてもらえたらなあと思っています。
「中国人」と呼ばれる、日本に住む中国人。親が中国人で日本で育った人。日本に来てみたい中国人。日本と韓国とアメリカと、どれも同じくらいの距離感で認識している中国人。そして「日本人」であっても中国に興味を持ち携わっている日本人。こういう人の紹介をしたいなと思っています。
中国で見たあれこれや豆知識も更新していきます。
それを読んでもらって、読んだ方の中に「中国ってこうなのかも」という新しいイメージを持ってもらえたら。そう思っています。
生い立ちと中国とのまじわり
私は1985年生まれ、茨城育ち、自宅から通い東京都内の私立大学を卒業しました。在学中の2007年8月~2008年7月まで北京大学の留学生寮に住んでいました。大学のプログラムに参加しての留学です。
親戚に中国人はいませんが、周囲のしぐさなどを無意識にまねるクセがあるようで、現地習慣には馴染んでいる方だと思います。中国語はネイティブではないのですが先生が厳しく指導くださったため、よく香港人と間違えられました。
なんで中国語の勉強始めたの?
これまで中国関連で最も多くされた質問がこれです。
大学に入学して、第二外国語を選ぶ必要がありました。わたしの中国語学習は大学1年生から始まっています。
なので、中国語の勉強を始めた理由は「履修が必要な第二外国語で、中国語の授業を選択したから」なのですが、そこで中国語を選んだ理由はこんな感じです。
- 書道の授業で手本にしていた「王羲之(おうぎし)」の書が美しくて、興味を持ったから
- 当時恐竜にはまっていて、中国人の古生物学者の講演を聞いて、中国人カッコイーなと思ったから(講演は英語だったけど)
- あわよくば中国語の化石掘りのバイトしてみたい(2017年現在、実現していない)
きっかけを思い出してみると、自分の思考を深く掘り下げてした決断ではなかったと思います。それにもかかわらず、今は自分の語学能力、中国に関して見聞きしたもの・ことが自分の人生に大きな影響を与えていると実感しています。特に、就職先では基本的に中国語能力を求められることが多く、自分の経済的自立に欠かせない存在になっています。
【おまけ】山浦の仕事と中国
これまでに社員としてジョインした企業は7社、業務委託などの形で携わった業務も複数。中国語ができるからという理由で採用していただいたケースも少なくありません。
2012年に出産してからは復職先が決まらず困り果てていましたが、2014年春、何かと話題の外国人技能実習生の監理団体職員の職を得て社会人復帰を果たしました。業務内容は在留資格:技能実習の中国人の相談窓口となって勤め先と調整を行うこと、ビザ更新の申請でした。
2016年の秋には中国のSNSを分析する会社に転職し、百度(バイドゥ)や新浪微博(それぞれ中国版Google、中国版Twitter)をチェックしつつ記事を書いたり編集したりしました。
その後はフリーランスになったり、Webマーケティングに取り組んだりしたりしながら生きています。
※山浦の仕事変遷について興味を持っていただけた場合は、以下インタビュー記事をぜひご覧ください!(肩書は掲載当時のものです。)
株式会社エフコネクト:第39回目 株式会社mov 社員 山浦雅香 さん
しゃんぷーこと山浦です。 しゃんぷーは山浦の中国語読み。 2007年から1年間北京大学に留学していました。就職後は複数の業界で営業や調査・翻訳など。技能実習生の斡旋とサポートも。直近はWebマーケを担当していました。 以前、まっかちんという名前でライターもしています。現在はoViceというメタバースの会社でPR・マーケを担当しています。