北京郊外友人宅の窓から見た外

こんばんはまたはこんにちは、山浦と書いてしゃんぷーです。

中国ではQQ、WeChat(微信、読みはウェイシン)というチャットツールが流行っています。今日はそのチャットツールの上での「表示名」の話です。

チャットアプリQQとWeChat

QQとWeChatは、どちらもテンセントという中国の巨大IT企業のサービスで、QQはもともとパソコン版から普及したらしいです。

送金機能がついていたり、ユーザー数が9億人を超えたり、何かとニュースを賑わしているので名前を知っている人は多いのではないでしょうか。

昨年20代女性の友人に「なんであなたはQQ使わないの?」と聞いたときには「えっあれは高校生が使うものだもん!今自分が使うのと子供のものを使ってるみたいで恥ずかしいよ!」といわれました。そうなのか。

でも前職で知り合った技能実習生たちとは、連絡先としてQQのアカウントを教えあうことが多かったです。農村(地方の空港から長距離バスで3時間とか…)から来ているので、居住地とか関係するんですかね。

中国でアンドロイド系アプリはグーグルプレイストアで買わない

ちなみにWeChatの正確なMAU(月間アクティブユーザー数)は最近わかったらしいです。

これまで調査できなかったアンドロイドでのアプリのダウンロード数、MAU(月間アクティブユーザー数)が調査できるようになったから、だそうです。詳しくは参考の記事をご覧ください。

自分はずーっとiOSユーザーなので無知はなはだしいのですが、中国ではグーグルプレイストアは利用できないそうです。そのためアンドロイドのアプリは中国だと有象無象のアプリストアでダウンロードするものとなっているそうです。

参考:スマホアプリの実情判明 WeChatは世界3位(毎日新聞)

ユーザーネームはかっこいい名前に変えちゃう

それでこのWeChatなんですが、なぜか本名じゃない友人が多いです。

キャプチャは現在の勤務先にいる王さんとのやりとりなんですが…(本人に許可いただいています)

本名の漢字が一文字も入ってない「楚天清秋」という名前になっています。

 

WeChatの会話のやりとりキャプチャ

 

「楚天清秋」の意味を聞き忘れてしまったのでぐぐりました。

なんか難しくてよくわからない感もあるのですが(ああ中文卒なのに!恥)「南の空、美しい秋」みたいな感じでしょうか。そうか、王さん杭州出身だ。

参考:楚天千里清秋,水隨天去秋無際。(讀古詩詞網 – dugushici.com )

面識のない人ともすぐにチャットでつながるのが中国人?

あとは「本名そんなに知られたくないから」とも言ってました。

私の場合、LINEのアカウントで仕事関連のやり取りはほとんど皆無なので、プライベートな友人向けの名前表記を使っています。逆に友人としかつながらないので本名知られたくないという心理は生まれないです。

facebookは仕事でも使うので本名です。

WeChatは仕事でも使っていますが、グループトークの場合はその中での表示名を変更しているのでどっちでもいいのかなというふうに感じていましたが、とりあえず本名です。これに変えたい!という案も浮かばないし衝動もない…。

王さんに詳しくは聞いてないんですが、「あまり親しくない相手にアカウント名が表示される機会」というのがWeChatにはありそうですね。そういえば、頼まれごとをして友人の友人と連絡を取る…という経験、私にもあります。

まとめ

そんな感じなので、QQはしばらくやり取りしていない人も多く、連絡先一覧を見ても「誰だっけこれ…」みたいになります。

WeChatも時折混乱します。特に私がタイムラインでシェアした近況へコメントくださる人…会話の履歴を見ないと誰が誰かパッと浮かばないのです(加齢かな)

写真は2015年4月北京郊外の友人宅で窓の外を写したもの。ああまた会いに行きたい。