おはようございますまたはこんにちは、しゃんぷー(@shanpu_yaxiang)です。

2018年も師走なので、本編では今年公開いただいた記事のうち6つを紹介したいと思います。

今年はインバウンド関連のニュースサイトでの中国情報発信に加えて、中国ニュースをフェミニズム(男女同権)観点から書かせていただきました。個人的な関心領域の二つを掛け合わせた内容を紹介するのはとても楽しかったです。

記事執筆以外もやることがたくさんあり、ひじょーにしんどい時期もありましたが、文章が表に出て、このこと知らなかった、初めて知った・わかりやすかった・この視点はなかったおもしろいなどと感想をもらうと、書けてよかったなと心から思います。

インバウンドニュースサイトでの記事

アプリ解説:Bullet Messenger(子弹短信)

ツイッターの中国クラスタでいろいろリアクションをいただけたのはこちら。私も、面白そう!とインストールしたのですが、公開から数か月でAppStoreでは取り下げられ、運営もとのSmartisanもあやういことになっているようで…ちょっとかなしい。

公開数日でAppStoreランキング1位/中国に突然現れたメッセージアプリ「Bullet Messenger(子弹短信)」 わずか9日でユーザー数400万人を突破した理由とは

越境ECに影響が出る?ソーシャルバイヤー関連の新法規

同じく中国クラスタで話題になっていた、来年2019年1月からのソーシャルバイヤーに対する新しい規制につていも解説しました。こちらも中国クラスタのみなさまからリアクションがいただけてうれしかったです。越境ECに注目している方がTwitterには多いんでしょうか。

最大3400万円の罰金 中国「ソーシャルバイヤー」規制で『爆買い』さらに沈静化へ?/2019年1月施行の「電子商務法」とは

中国は訪日旅行客数で1位なのに、実は知られていない「中国的常識」

日本旅行についての「あるある」な中国人的雑感を紹介した記事。年末に差し掛かる今月公開したのですが、恐らく私の今年書いた記事の中で一番読まれました(ありがとうございます!)

2018年10月の訪日外客数の内訳で、中国人は71.5万人で国別トップ。二位の韓国の57万人にも大きく差をつけている。それでも、まだ中国的感性は知れわたっていないのだなと痛感しました。

口コミ分析でわかった中国人旅行者が思う「日本旅行で不便なこと7選」と、これからのトレンド「高級プライベートカスタマイズ旅行」とは

参考:https://www.jnto.go.jp/jpn/statistics/data_info_listing/pdf/20181121_monthly.pdf

Weiboも開始、ZOZO前澤社長のどこが中国人に評価されているのか?

個人的に調べていて楽しかったのがこちら。ZOZOの前澤社長は中国人に評判がいいけどどうして?と調べたものです。ちなみに今Weiboを見たところ、更新頻度は日に一回くらいで、フォロワーは5万人と、あまり運営には力を入れてないのかな…という印象。

ZOZO前澤氏 いま中国SNS「Weibo」を始めたワケ/「月に行く」が中国ネットで『日本人らしくない』と高評価&フォロワー激増で中国再進出の前段か

DRESSでの連載

恋愛、結婚、出産からファッションといったトピックを扱いながら、「女性」という性別に縛られることなく、自分や他人の多面性を忘れず、「楽しく生きるための考え方のヒント」みたいな記事が集まったウェブメディアです。

編集長の池田さんとは今年、私の実践している「事実婚」をきっかけに知り合いました。

普段中国には目を向けない方も閲覧者には多いのではないかな?と考えながらテーマを選んで書いています。たまに中国以外のこと、特に身体に関することを書いています。

日本といえばAV、蒼井そらさんの事件から考えたこと

中国で絶大な人気を誇る蒼井そらさんのある行動が批判され、ひいてはセクシー女優を商品のイメージキャラクターに起用することへの非難がまきおこったことに対し、考えたことを書いたコラムです。

AVは女性を性的に搾取している、という表現も耳にしたことがありますが、私の結論は本文に込めました。ぜひご一読いただいてそれを確認していただけたらと思います。

セクシー女優をイメージキャラクターに起用する中国企業に思うこと

それは本当に女性蔑視だったのか? 男性CEOの発言

フェミニストというと、強気で、「女性が差別されている!」って怒っている人、みたいなイメージを持っている人が多いのかな、と考えるときがあります。

他人に何かを要望する際には、性別の違いという条件だけでなく、「自分の主張している内容が、異なる条件を持つ他人にとっても受け入れることができるものなのか?」という軸で考えて発言することが大切だと私は考えています。それは同意や共通見解を得るための議論では、必要な規則だとも思っています。

そういった基本ルールを「女性の権利」という言葉で無視してしまうことがあるのが、フェミニストを先に述べたようなイメージに落とし込んでしまうことにつながっているのかもしれない、と思うことがあります。

当該の事件がそういったケースだとは私は断じるつもりはありませんが、このニュースを調べる中で、問題があると見える発言の中にどういう真意が込められているのか、問題があるとすればどこなのか、冷静に対話する姿勢は大切にしていきたいと改めて思いました。

「女性の質が男性や子ども、国の質を決定する」。中国SNSでの炎上発言を考える

以上、2018年に執筆した中国関連の記事、6選でした。

写真は今年2018年10月に仕事でおとずれた南昌のホテルから見えた川です(ガン江…かな。自信がないです汗)

来年もこんな感じで記事を書いていきたい!と思っています。できればおりおりに中国を訪れながら。そして国籍かかわらず、性別かかわらず、いろんな人の意見をききながら。

感想お寄せいただければ喜びます。2019年も引き続き、ご指導ご鞭撻のほど、よろしくお願いいたします~!