こんばんはまたはこんにちは、しゃんぷーこと山浦です。
先週金曜はついに2018年の春節本番でしたね。まだ休暇は続いている方が主流派のようで、お仕事の取引先も静かです。
WeChatで新年のごあいさつ
現地在住者をふくむWeChatのグループチャットに参加しているので、春節を迎えるタイミングで新年おめでとうー! といった内容のメッセージがとびかいます。
そこで出てくるのが、こういうやつ。
おーこれは。クリスマスなんかでも出てくるやつ。
「今日は三十(除夕)。みなさんの新年が、順調で、発展して、平和で、お金がいっぱい入ってきて、美しく、なんでも思う通りになりますように!!」
みたいなことが書いてあります。
なんかちょっと画面上で文字と絵の並びがずれちゃってるんですが、発信者はPCメインで使っている方なのでしょうか。それともOSが私とは違ってアンドロイドだとちょうどよかったりするんでしょうか。未調査です。
ちゃんとぴったりはまっているのもあります。
書いてあることは一緒ですね。
拝年(バイニエン)は「年初のごあいさつに近所を回る」という習慣らしい、そしてあまり距離の遠くない間柄~学校の先輩くらいの間で見られた表現だったので「ぺこり」みたいに自分は脳内変換しました。
これの名前は?→特にないらしい 30代後半以降にトレンド?
私からも新年のご挨拶をお送りするなどしまして、ほかにもこういったAAが私のもとに届きました。
カラフルでうれしいです。楽しい気分になります。
でもこれ中国語でなんて呼ぶのだろう、と思って、北京で大学に通い現在エンジニアをしている20代後半、湖南省出身男性に「これって名前ある?」と聞いてみました。
彼の返信には「なんでこれ持ってるの?!」みたいな苦笑している顔文字と「名前は特にないと思うよ~長文メッセージ…って感じかな?」のコメント。そうなのか…
彼個人は「大勢に向けて送った感じがするから、自分は相手の名前を入れてメッセージしたいかな」という感じだそうだ。
そういえば、こういうメッセージはだいたい30代後半以上のひとからもらっている。同じく「若い人は送らないのかなあ」と聞いたら「ふつう送らないと思う」との回答。
たぶんこれを自作する人は少なくて、誰かから送られたものを転用しているのではなかろうか、という意見でした。そうなんだ。作るのが楽しい…みたいな人はいないのかね。
写真は12月の天津です。今はもっと寒いのかなあ。
「中国の夢」とかスローガンが普通の道にかかげられているのが中国らしいなと…留学していた10年前はこういった道端に掲げられる政府方針を目にするたび、民間製品のコマーシャルがとってかわられているような心持で、面食らいました。
今なら逆に、「どんだけコマーシャルすんねん!」って日本の車内広告とかにびっくりしてますけれども。何を基準とするかで世界の見え方は変わるものですね。
日本で参政権を行使して早12年、どんな政府にも欠点と長所があるのだと知った今は、別の意味でもまたちょっと違った気持ちを抱きます。生活をつくるのは民生品でもあるけど官でもある。そんな官サイドの脇目も振らずに目標に力強く進んでいく決意が日常の折々に感じられていいなあ、とも思ったりするわけです。(決意だけでいいのかよ、という突っ込みももちろんあるでしょうけども)
また現地をぶらぶらして何気ない道や建物やトイレや、写真をとりたいです。
しゃんぷーこと山浦です。 しゃんぷーは山浦の中国語読み。 2007年から1年間北京大学に留学していました。就職後は複数の業界で営業や調査・翻訳など。技能実習生の斡旋とサポートも。直近はWebマーケを担当していました。 以前、まっかちんという名前でライターもしています。現在はoViceというメタバースの会社でPR・マーケを担当しています。