CCTVの前でシェアサイクルにまたがる私

こんばんはまたはこんにちは、しゃんぷーです。

6月の北京に行ってきました。

「何しに行くの?」とたくさん聞かれたのですが、仕事にも関係あるし現地がどうなってるか知りたい…

なんていうのはどちらかというと大義名分で、ずっと会えていない友達もいるし、北京の気楽な感じ好きだし。子育ての休憩しに行こう~~という軽い気持ちで、行ってまいりました。

あ、でも実は、大事な目的もちゃんとあるんです。それは、中国語能力をすたれさせないこと。初日~3日目くらいまで、クソみたいな中国語で生活してしまいました(苦笑)4日目以降は香港人くらいのレベルに戻れたと自負しております。

北京訪問は、昨年12月の6か月ぶり。前回は郊外ばかり&通訳のお仕事だったのでほとんどプライベートの時間なしだったのですが、今回は市内に滞在し地下鉄移動もタクシー移動もショッピングセンターも楽しんできました。

本編では、2018年6月の地下鉄の様子を紹介したいと思います。

QRコードをかざして入退場の新スタイル、チャージが足りなくても退場できるイーカートン(一卡通)

地下鉄の入退場のゲートにQRコードがついたよーと聞いたのはいつだったでしょうか、今年2018年だったと記憶しています。

北京の地下鉄の入場ゲート

ありました、最新式。写真のお姉さんはスマホ画面でピッとしているようですが、左手で持ってかざすのはなんだか不便そうです。

QRコードでの地下鉄入場

このシステムなんと!WeChat Paymentは使えないみたいです。Alipayと、京東支付、それと工商銀行で支払いができるようです。工商銀行は日本のセブンでも利用できて便利、と元駐在の方から聞いたことがあります。

で、私はその3つはどれも使っていないのですが、北京滞在中の地下鉄乗車にはこちらを利用しています。いーかーとん(一卡通)。北京版のSuicaです。

北京の交通カード

デポジットは20元。チャージした金額は最終利用から2年間有効だそうです(私の前回利用は2016年11月…間に合った!笑)

チャージは券売機でできるのですが、入れた現金分全部チャージされてしまうので、たとえば手元に50元札、20元だけチャージしたいというときは窓口に行きましょう。

このカードのすごいところは、残額が足りなくてもデポジットからお金を使って退場させてくれるところです。Suicaで言ったら、出場時残額が足りなかったらデポジットの500円から不足分を補充してくれて、いったん退場させてくれる、という感じです。

北京の地下鉄の券売機

カードの残額がマイナス

ただし、あくまで「いったん」という感じで、デポジットにまだお金が残っていても、チャージが-1元の状態では入場はできません。(0元や1元=初乗り料金より少ない、場合は未確認)

ラッシュがやばい! 北京の地下鉄は朝夕入場制限がある

「朝夕は入場制限があるよ~」と聞いていたのですが、本当にすさまじかったです。シェアサイクルが流行るのも、ひじょーに納得でした。

まずは夕方の10号線の入場の際の様子をご紹介。

入場制限される北京の地下鉄駅

時間を測り損ねましたが、この手前に3倍くらいの列がありまして、トータル10分くらい並んだように感じました。ある程度の人数を入場させたのちは、写真のように入口右側のゲートを締めて待機時間であることをアピールしているようでした。

この入場制限、ちゃんと機能しているようで、自分の番が来て改札まで行くときにはとてもスムーズです。

しかし!別の13号線の駅(西二旗 しーあーちー)ではもっとすごいことになっていました。朝の写真です…

西二旗の駅の混雑

どへー、です。東京と変わらない…そりゃあ、シェアサイクル、人気なわけだわ。。。

おしゃれな路線図の5号線、どんどん広がる鉄道網。広告は乗り換えや移動経路に集中

北京の地下鉄5号線の社内

私が留学していた10年前には地下鉄は確か3~4路線だったのですが、その後北京オリンピックを経てどんどんどんどん路線が増えて行き、今やもう全部でどのくらいあるのかも把握できていません。

今回、おそらく初めて5号線(赤よりのムラサキ色で書かれている路線…もはや色の名前で指示するのが難しい、笑)に乗車しました。

ふと目を前方にやると…窓ガラスに路線図がデザインされていたのです! かわいいー!と思わず撮影しちゃいました。

北京の地下鉄5号線の車内

かわいいというよりはきれいな設計かな? 北京の地下鉄では窓の外に広告がびゅーんと流れていくこともよくあるのですが、こんなガラスの工芸品みたいなのを眺めさせてくれるのかあ、っと、気分がよくなりました。

ちなみに、車内広告自体は、山手線よりもずっと少なく感じます。スマホを触っている人ばかりなので、そんなにたくさんあってもね!?と考えられているのでしょうか。つり広告がないのは車体が低いのも理由なのかも。

駅構内のデジタル広告

駅構内にはこんな感じでばーんとデジタルの広告が出ていました。6月は618ECセールもあり、各社気合いが入っていたようです。別路線への乗り換えの経路にもたくさん広告がありましたよ!

駅改札までの通路の広告

もちろんデジタルでない従来の広告も。右のアーティストのビジュアルがカッコ良くて思わずみとれちゃいました。