WeChatを使い始めて早何年のしゃんぷーです。いつ使い始めたか忘れました…
ここのところ、中に入金してあるお金があったので支払いに使いたかったのですが、日本だと使えないのです。
中国の身分証がないから支払い機能は無理なのか…と思っていたんですが完全なる自分の誤解で、中国では問題なく使えました!
入金方法と「PayなのかPaymentなのか」問題
入金方法、支払い機能をオンにするやり方は以下のこちらの記事に詳しいです。北京駐在経験のある女性先輩から教えていただきました! ※普通に、業界の有名人、澤田さんの記事ですね…汗(2021年12月8日追記)
中国に住んでない僕らが WeChat Pay を有効化して使う方法 (中国大陸の銀行口座不要)
私も友人からお金を送金してもらっています。
ちなみにで、このWeChat(中国名微信、ウェイシン)の支払い機能の名称について調べてみました。
中国語で「微信支付(ウェイシンジーフ)」というのですが、英語表記はどうなるのかというかというと、日本のネットで見ていると「WeChat Pay」と「WeChat Payment」という二つの記述があるんですよね。
どっちが正しいのかな?とWeChatを運営しているテンセントのサイトをのぞいてみたら、「WeChat Payment」のようです。
※と思ったけど、今見たらWeChat Payになっていた(2021年12月8日追記)
参考にしたページはこちら→テンセントWeChat
私がWeChat Payを使いたかった理由
近所にドラッグストアの福太郎があり、友人に頼まれハンドクリームやら生理用品を買っていくことがあります。
お土産のつもりなので、支払いは気にしないで!というのですが、それじゃ悪いし、といくらか送ってもらったのが自分のWeChatにチャージされた最初です。
数百元ですが普通に日本でも買い物できる金額なので、どこかで使いたいなと思っていました。そんな時、目に留まったのが福太郎のレジのWeChatのマーク。
福太郎では前出のブログで紹介されている「自分の支払い用バーコードをレジで読み取ってもらう」支払い方法が採用されているのですが、先日私が店頭でWeChat Payでの支払いをお願いしたところ、アプリにはこんなメッセージが出てきました。
「中国人としての身分証を登録ください。登録のない場合、中国国外での支払いには利用できません。」
「中国国外」の記述を読み取っていればよかったんですが、私は「国外って、日本国外…外国人だから中国でも使えないってことか…」とわけのわからない解釈をし、「自分のWeChatは支払いには使えない」と思い込んでいました。
出張先の深センの空港で使えた!領収書もすいすい
上述の状況から「中国でも使えないのか残念」と勝手に思い込んでいたのですが、それを打破したのはのどの渇きでした。
それは先週の夜中。出張先、日付の変わった深セン宝安国際空港で「生絞りオレンジジュースの自動販売機」を発見しました。
支払いはモバイル決済のみ。でもすごく飲みたい。寝ぼけた頭で「とにかく試そう」とアプリの支払い画面を読み込ませたところ、ビンゴ!無事ジュースにありつけました。
ここから始まったモバイル決済生活。お金を出し入れする手間が全くないのはかなり快適です。滞在中折々に利用しました。
自分のカメラでQRコードを読んで支払い金額を自分で入れるか、支払先にバーコードを読んでもらって残金から先方指定の金額を徴収してもらうかのどちらかの形式です。
前者の場合はパスワードを入れて支払います(iPhoneはTouchIDで払えます)。
支払い後はすぐに領収書が送られてきます。
(この領収書、勤務先で利用可なのかは不明です…)
生絞りオレンジジュースの自販機の存在はもともと宮田さんの記事で知っていました。
宮田将士の上海だより(3)ユニークな自動販売機たち ~生絞りオレンジからWeChatパブリックアカウントを利用したサービスまで~
上海では地下鉄駅構内など、よく目につく場所にありました。深センのものはなんとなく自販機のデザインが違った気がします…同じコンセプトの製品をいくつもの会社がやってるんでしょうか。
オレンジ、贅沢にいくつも絞られていました…約6時間のフライトでへとへとなからだにしみます。
アイキャッチ写真は深セン宝安国際空港に到着して入国審査後の開けたスペースです。私の誤解をといてくれた自販機との出会いの場。この先にタクシー乗り場があります。
しゃんぷーこと山浦です。 しゃんぷーは山浦の中国語読み。 2007年から1年間北京大学に留学していました。就職後は複数の業界で営業や調査・翻訳など。技能実習生の斡旋とサポートも。直近はWebマーケを担当していました。 以前、まっかちんという名前でライターもしています。現在はoViceというメタバースの会社でPR・マーケを担当しています。