こんにちはまたはこんばんは、しゃんぷーです。
今月遊びにいった北京で映画を観てきました。鑑賞したのは中国作品。中国映画は本当に久しぶりに観た気がします。感想は後半で詳しく書きますが、ハッピーエンドだしテンポもよくて大満足!でした。
鑑賞しに行ったのは、ショッピングモールの「蓝色港湾」(らんすーがんわん)にある映画館です。英語名は「SOLANA」というそうです。
ソラナに夜映画を見に行こうと駐在員の方と約束していたその日、昼に中国人友人に誘われてぶらぶらしに行った蓝色港湾。施設内の英語表記で同じ場所だとわかり、びっくりしました。中国人はソラナとか言わないみたいです。
駐在員コミュニティで何度か名前を耳にしたことのある住居エリアも近くにありました。自分は大学の中のぼろい寮に住んでいたので、みなさんがどんな場所に住んでいるのか考えたこともなかったのですが、こんなところだったんだなあと妙に印象に残りました。
ソラナの中には灼熱のプレイランドと閑散としたショッピングモール、夜はにぎやか
トップ写真は蓝色港湾(らんすーがんわん、ソラナ)の入口です。このゴリラさんをくぐると、両脇に店舗が並ぶ道が伸びています。
ZARA、ZARA HOMME、H&M、COSTA COFFEEなんかが並んでいました。入口付近にはスタバや韓国コスメのイニスフリーも。イニスフリーinisfreeは中国のECサイトでよく見かけるので気になってたんです! 後日、こことは別の店舗で購入しました。
気温のせいか時間帯か、外にはほとんど人がおらず。コーヒーショップ、飲食店以外にはあまり人がいない感じ。
施設内にはユニクロもあり友人と入店して二人でお揃いの服を買おうと試着を楽しみました。少しでも生地が厚いと「これは春服だわ!」と一刀両断している友人がおかしかったです。
敷地内、灼熱のコンクリロードに準備されているプレイランド…誰も遊んでいなくてむしろほっとしました。こんなところで遊ばせたら体調悪くしちゃいそう!
ちゃんと調べていなかったんですが、気温は40度近かったのではないかと思います。言いすぎかな?でも一秒でも早く日陰に逃げ込みたい感じです。
私は北京に一年暮らしていたので、暑い場所での服装には自信があったのですが…それでもやっぱり日向はつらい。そんな6月の一日でした。
閑散としていた昼間でしたが、夜21時頃訪れてみると結構人がいました。現地在住の友人には残業している友人もいるのだけど、このくらいの時間にはプライベートを楽しんでいる人も多いのかもしれません。
映画館の様子 ~検索、予約、チケット受け取りと待合?スペース~
映画は前日に予約をしてもらっていました。予約はスマホの地図アプリから行きたい映画館を表示させて、そこに並ぶ作品の中から観たいものをえらんでチケットを購入します。カップルシートなのか倍くらいの値段のチケットもありましたが結局それがなんなのかは理解できず。
作品を選ぶと座席の位置もレコメンドしてくれるAIな感じ(実際AIなのかは不明…)。私は日本でいつもTOHOに行くのですが、専用のアプリをダウンロードしておらずiPhoneのブラウザからオンラインの予約サイトにアクセスしています。その時、座席を指定するのに画面がすごく小さくて、ピンチインしないと希望の座席をタップできないのは地味にストレス。地図アプリから一気に行けて座席の指定もらくらくなのは、ちょっと≪イマドキ中国≫っぽい衝撃でした。
で、劇場では下の写真にある機械から紙のチケットを入手します。そこはスマホ画面じゃないんかい…アナログだな…という感じ。
あと、待合のスペースがやたら大きいです。この日、平日夜はスカスカだったのだけど、週末は混むのかしら…?
ポップコーンやアイスや飲み物も中で買えますよ。日本のシネコンと変わりません。
上映開始ですぐ本編! 字幕付きで楽しむ、笑って泣けるラブストーリー
さてさて肝心の作品です。「超時空同居」を鑑賞しました。
なんと、パネルなど撮影し忘れてしまったので、検索エンジン百度の画像検索キャプチャにて失礼します…
舞台は上海。
2018年を生きる女性と、1999年を生きる男性が時空を超えて巡り合う。それぞれの時代の世界には、その時代を生きている一方が付き添えばもう一方を連れて行ける…という設定のもと、互いの人生の困難に立ち向かっていくストーリー。
中国の映像作品は、恋愛、SF、お笑い、サスペンス、アクションとすべての要素が盛り込まれているのです! という授業を大学時代に聴講していた私ですが(中国語・中国文学専修卒業)、そうそうこんなだった~と懐かしさを感じながら、久々の中国作品にだいぶ笑いました。
ちょっとシリアスなシーンもありますが、基本的にはおもしろ路線、たまに切ない。社会悪との戦い、少しのSFといった感じです(私調べ)。
タイムトリップを描くこの作品では、2018年を生きる女性が持つスマホに1999年を生きる男性が驚くといった定番びっくりシーンから、中国版Uberイーツを利用しての自宅での食事シーンといった中国ならではの最新事情まで描かれています。なぜか、スマホ決済やシェアサイクルの登場はありませんでした。(記憶違いだったらごめんなさい)
二人の恋模様はからっとしたものなので、子供とも鑑賞OKですよ。
ちなみに、日本での映画鑑賞のノリでぎりぎりに到着し劇場に入ったところ、すでに本編がスタートしていました。予告版とか全然流れないのかしら…今度はもっと早く入ってチェックしてみたいと思います。エンドロールの後のオマケ映像は字幕なしだったので、半分くらいしか理解できなかった(涙)
※中国の映画は、中国語で放映、中国語の字幕付きが一般的です。
しゃんぷーこと山浦です。 しゃんぷーは山浦の中国語読み。 2007年から1年間北京大学に留学していました。就職後は複数の業界で営業や調査・翻訳など。技能実習生の斡旋とサポートも。直近はWebマーケを担当していました。 以前、まっかちんという名前でライターもしています。現在はoViceというメタバースの会社でPR・マーケを担当しています。